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原発推進の脅威1


原発推進の脅威1

2007年年6月に開催された「ハイリゲンダム・サミット」では、気候変動やエネルギー効率が大きなテーマとなった。

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その際、安倍総理から日本が提案した「美しい星50」を紹介し、世界全体の排出量を現状に比して2050年までに半減することを全世界の共通の目標を提案している。


その結果、2050年までに世界全体の温室効果ガスの排出量を少なくとも半減することなどを真剣に検討することでG8首脳の合意が得られた。


日米両政府は「ハイリゲンダム・サミット」議長総括に、原子力発電の重要性を明記するよう提案し、これを受けて議長総括では、原子力発電の推進の重要性について指摘することとなった。

また、サミット首脳宣言では、原子力エネルギーの利用を考えている国は、「有害な大気汚染を削減し、気候変動の挑戦に取り組むのと同時に、世界のエネルギー安全保障に資すると信じる」としている。


その後、2008年に入ると、英国は原発の新設を解禁する法案を提出し、これまでの原子力発電所の段階的廃止を進めていた政策を変更し、2020年までの新原発の稼働を目指すとした。



アメリカを含めて世界の原発需要は、2030年までに150基とされており、原発一基あたりが約3000億円であることから、原発市場はざっと45兆円となる計算だ。


2006年現在、原発を推進している国は、以下のとおりである。
原子力発電の基礎より

アメリカ【推進】

103基の原子力発電所が運転中で、世界一の原子力大国。
約30年間新規の建設は行われていなかったが、化石燃料
価格の上昇や地球環境問題に関心が高まり、約30基の原
子力発電所建設の計画が電力会社で進められている。

フランス【推進】

原子力発電所の所有数は59基で世界2位。電力の80%
を原子力でまかない、隣接する他国へ電気を輸出。フラン
ス発の欧州型加圧水炉(EPR)の建設が進められている。

ロシア【推進】
原子力発電所の所有数は27基で、16%の電気を原子力で
まかなう。資源大国として天然ガスや原油を輸出に回す
一方、原子力発電の拡大を計画しており、2030年には
25%の電気を原子力でまかなうとしている。

イギリス【推進】
2007年決定の原子力白書およびエネルギー法案では、地
球温暖化防止対策および将来の電力の需給を考慮し、再
生可能エネルギーを中心とした政策から原子力発電の新
規建設を含む現実的なエネルギー政策に転換した。

カナダ【推進】
新規発電所の計画が進められているほか、長期間運転休止をし
ている発電所の運転再開のための準備が進められている。

中国【推進】
エネルギー需要の増大が見込まれることをふまえ、現在の原子
力発電設備容量700万キロワットを、2020年までに4,000万
キロワットにすることを計画している。

韓国【推進】
2006年末現在20基が運転中であり、100万キロワット級の
発電所4基が建設中。このほか140万キロワット級の次世代型
加圧水型軽水炉(PWR)4基を計画している。


その他アジア諸国【推進】
日本・韓国・中国のほか台湾・インド・パキスタンで原子力発
電が行われている。中でも経済発展による電力需要の伸びが
著しいインドで大規模な建設が計画されているほか、インドネ
シア・ベトナム・タイなどでも建設の計画が進められている。


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今回のサミットに反対する民衆数万人が、6月2日にデモ行進を行った際、警察と衝突し、千人近い負傷者が出る騒ぎとなったハイリゲンダム・サミットにおいて、二酸化炭素(CO2)をほとんど排出しない原子力発電については、サミットの最重要議題の地球温暖化対策に有効とされ、中国など新興国の需要増で世界的な高騰が続く原油価格を抑える狙いもあることからその推進が図られている。

しかし、原発回帰は新たな環境破壊とともに、新たな権力維持システムを生み出す懸念があるのではないか。

(続)


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