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ブラジルから読み解く世界情勢1
ブラジルから読み解く世界情勢1


監査法人の英米プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が公表した2050年の世界の実質国内総生産(GDP)予想で、新興国の躍進と日本の後退が鮮明となりました。



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PwCは、BRICs+Next11である中国、インド、ブラジル、ロシア、メキシコ、インドネシア、トルコの7カ国(E7)を中心に分析していますが、いずれの国も経済成長率が高い故に注目されています。


2050年の世界を予想する上で、PwCはE7全体のGDPは米国の3倍超に達し、中国については、2025年ごろに米国を追い抜き、2050年には米国の1.3倍となるとしています。 


また、インドが米国のGDPの約9割に迫り、ブラジルが26%となると予想しており、現在、世界2位のGDPを誇り、米国GDPの32%を占める日本は、同19%で5位にとどまり、また、ロシア、メキシコ、インドネシアもそれぞれ17%となり、日本逆転が視野に入るシナリオが描かれているようですね。


これらの国に共通しているのは資源豊富な広大な国土と人口の多さであり、世界金融機構はBRICsやNext11と称した地域への投資を活発化させていますが、ここで私が注目したいのはブラジルです。


【ブラジル概論】
ブラジルは、日本の22.5倍の国土面積を持ち、人口は1億8000万人程度である。また、鉱山資源に恵まれる。ブラジルでは、大豆や鉄鉱石の一次産品の輸出が全体の29%(2004年)をしめているが、それ以上に、乗用車や航空機といった工業製品の輸出が全体の55%を占め、工業国としての顔もあわせ持つ。2002年から2004年までの2年間で、工業製品の輸出が60%近く増加しているのは驚異的。


ブラジルは、エマージング市場の中で急速に注目を集めていますが、2005年9月のワシントンG7で、ロシアや中国と共に会議に参加するなど、急速に国際的なプレゼンスを高めてきています。
これは、同国の経済発展の状況を見ることで理解できるのではないでしょうか?


ブラジルの主要な鉱山資源は鉄鋼石と原油で、その輸出額は両者合計で約72億ドルと、同国の輸出の7.5%を締めています。ブラジルにおける鉄鉱石は世界最大の企業バレ・ド・リオドセを中心に開発・生産され、世界の需要家に供給されています。


原油については、ペトロブラスが供給しており、日量200万バレルを生産。ペトロブラスは1953年に国策企業としてスタートしましたが、1997年には、民営化の動きが開始され、2000年8月から株式公開が始まりました。政府は別途ANP(石油庁)を創設し、ブラジルの石油・エネルギー政策を担当させています。


ブラジルは南米の国であり、南米でのほかの国の状況もレアルに影響を与えます。南米の他国で問題があれば、それがブラジルに波及する可能性が高いようです。例えば2000年後半からアルゼンチンのデフォルト・リスクが懸念された際には、ブラジルなどのエマージン市場から資金が流出するといった事態が発生しました。


また、南米でないけれども、2001年2月にトルコが深刻な経済危機に陥ったことから、投資家のエマージング市場への投資意欲が減退し、エマージング国のブラジルからも資本の逃避が発生してレアルも売られました。


つまり、エマージング市場で問題が発生した場合の為替市場の反応は単純であることを留意する必要があるのでないでしょうか?
(続)

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