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世界経済シナリオ1
世界経済シナリオ1


現在は経済・金融混迷の時代であり、今後の世界経済の動向が非常に読みづらい状況となっている。しかしながら、大きな流れの中で世界経済を俯瞰することで、その先を読むことは可能であろう。そこで、今回は、現在の各国(各エリア)の現状を把握してみようと思う。


1.米国の現状 
 2007年8月 米大手証券ベアースターンズショックによりサブプライム問題発生した。2007年10月には株価が上がったものの、その後下落。なお、現在のサブプライム関連商品の価格はかなり低く設定されており、実態からかけ離れた価格となっている。


何故ならば、価格設定を行う上で考慮されているものの一つにローン延滞率が上げられるが、現状の延滞率は20%程度であるのに対し、ローン延滞率を80%と想定しているからである。金融市場の安定化に向けた処方箋としては、公的資金の投入しかないと言われている。


日本においては、2003年の小泉内閣時に実行されたが、公的資金の投入の最大の問題点は世論をいかに納得させるかということであり、文字色米国大統領選挙を控えた米国にとって、微妙な問題であることは間違いない。


○ 公的資金投入までのプロセス
 ① 金融機関の損失処理の確定が必要公的資金の投入までに行わなければならないことは、金融機関の損失を確定することである。現在の損失額は1000億ドルと言われているが、バ-ナンキFRB議長は5000億ドルと想定しており、その価格に大きな隔たりがある。損失額の全体像が見えてくるのは2008年の4月から5月あたりであると考えられる。

 ② 国際協調による公的資金投入損失額が確定した後に行うプロセスは国際的な協調による公的資金の投入である。早くて2008年6月か7月になると予測されており、ある金融関係者は、公的資金の投入が行われた場合、世界経済シナリオはV字回復の可能性があると言っているが、この点については疑問が残るだろう。


何故ならば、サブプライム発生による金融不安の原因は、各金融機関の資金繰りの悪化ではなく、資産価値の減少であるからである。 資産価値の減少は、サブプライム関連商品に値がつかず、ほぼ叩き売り状態となっていることに加え、米ドルの信用不安により、貨幣価値が下がっていることで発生しているのであり、国際的な為替への協調介入を行ったとしても、それ以上にドル紙幣が大量に印刷されている現状では、その効果は薄い


2002年にドルの通貨供給量の発表を中止してから、ドルの発行量は前年度15%増(通貨供給量を発表していた時は、2~3%増)と予測されており、世界に大量にドルが出回っていることになるからである。 この点を考慮し、今後の金融政策を行わければ、公的資金の投入が行われたとしても、世界金融崩壊への歩みが止まることはないと思われる。


2.現在の米国経済   
 現在の米国経済は、リセッション(景気後退)の時期に入っているのは確かである。米国におけるリセッションは通常10ヶ月程度で回復しているが、今回のリセッションの時期は長期になる可能性が濃厚である。


現在の米国経済は金融機関の資本力弱体化から繋がる悪循環が発生しており、先の米国の減税対策の効果は薄いと思われる。ヘッジファンドは銀行からの融資の減少とポートフォリオの整理を行っている最中であるが、今回の問題発生により、監査機関による監査が厳しくなっており、保有資産の評価は、最低価格での評価となっているため、資産の減少に歯止めがかからない状態となっている。


しかしながら、世界経済のV字回復のシナリオが進むのであれば、2008年夏の株式市場が転換期となる可能性が高い(逆に言えば、それまでは回復難しいということである。)。
(続)

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